読んだ人が挙げている理由
- 恋愛小説の枠に収まらない いちばん多かったのは、自分の人生を自分で選ぶこと、経済的に自立することの話として響いたという感想です。恋愛小説を普段読まない人からも支持されています。
- 厚みのわりに、止まらず読める 456ページありますが、半日から1日で読み切ったという声が目立ちます。重い題材なのに読みやすい、という感想が多く並びます。
- 瀬戸内の情景と文章の美しさ 島の海や空の描写、言葉の選び方を挙げる人が多くいます。
- 脇役の言葉が残る 主人公二人だけでなく、まわりの大人たちの考え方や台詞が良かったという感想が繰り返し出てきます。
- 読み終えると、冒頭の見え方が変わる プロローグとエピローグが呼応する構成で、読後に冒頭の印象が変わったという声があります。
読書メーター、ブクログ、Amazonの読者感想およそ130件を読み、多かった点を当サイトの言葉でまとめました(2026年10月時点)。個別の感想の引用ではありません。
あらすじ
舞台は瀬戸内海に浮かぶ小さな島。島で生まれ育った高校生の暁海と、母親の恋愛に振り回されて島へ転校してきた櫂。どちらも家庭に事情を抱え、誰にも言えない孤独を持て余していた二人は、ほどなく惹かれ合います。
やがて二人は島を出るか残るかの岐路に立ち、それぞれの場所で大人になっていきます。すれ違い、ぶつかり、それでも互いを手放しきれない。物語は二人の視点を行き来しながら、高校時代から続く長い年月を追っていきます。
- 暁海あきみ
- 瀬戸内の島で育った高校生。
- 櫂かい
- 母の恋愛に振り回され、島の高校に転校してくる。
文庫版は456ページ、定価990円です。
Amazonで見るこんな人に向いています
- 映画を観て、原作で二人の内面まで読みたくなった人
- 映画を観る前に、物語を自分のペースで読んでおきたい人
- 親や家、地元との距離に悩んだことがある人
- 恋愛小説は得意ではないが、人の生き方を描いた長編は読みたい人
- 週末に一冊、まとまった時間で読み切りたい人
- 『流浪の月』が好きだった人
受賞・選出歴
- 王様のブランチBOOK大賞
- ミヤボン2022 大賞
- Apple Books 今年のベストブック(フィクション部門)
- 第168回直木賞 候補
- キノベス!2023 第1位
- 第44回吉川英治文学新人賞 候補
- 本屋大賞 受賞
凪良ゆうにとって、2020年の『流浪の月』に続く2度目の本屋大賞です。
よくある疑問
映画とはどういう関係ですか
本作を原作とした映画が2026年10月9日に公開されました。櫂を横浜流星、暁海を広瀬すずが演じ、監督は藤井道人です。文庫版はその原作にあたります。
重い話ですか
軽くはありません。親との関係、家族の世話を担う子ども、身近な人の死といった題材が出てきます。読者の感想でも「苦しい」「しんどい」という言葉は多く見られます。一方で、読みやすく、後味は悪くないという声も目立ちます。
読むのにどのくらいかかりますか
文庫で456ページです。読者の感想では、半日から1日で読み切ったという人が目立ちます。
続編『星を編む』とはどちらを先に読めばいいですか
『星を編む』は本作の続編にあたる中編集で、登場人物の過去やその後を描いています。本作を先に読むのが自然です。『星を編む』の文庫版は2026年7月に発売されています。
単行本と文庫版は何が違いますか
文庫版は、2022年8月刊行の単行本を文庫化したものです。判型が小さく、定価は990円です。
著者 凪良ゆう
京都市在住。2007年に初の著書を刊行してデビューし、BLジャンルではドラマ化・映画化された「美しい彼」シリーズなどで知られます。
2019年刊行の『流浪の月』で2020年の本屋大賞を受賞。本作で2023年に2度目の本屋大賞を受けました。
書誌情報
- 書名
- 汝、星のごとく
- 著者
- 凪良ゆう
- 出版社
- 講談社(講談社文庫 な 101-1)
- 発売日
- 2025年7月15日
- 判型
- 文庫(A6)
- ページ数
- 456ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN
- 978-4-06-540188-0
- 定価
- 990円(本体900円)
定価は講談社の公表値です(2026年10月13日確認)。販売価格と在庫はAmazonの商品ページでご確認ください。